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当社の実績をご覧になり、ご質問やシステムを構築したいという方はお気軽にお問い合わせください。
ソリューション統括部: biz-plan@dls.dai-ichi-life.co.jp
当社ではビジネスパートナーの皆さまとともに業務プロジェクトを遂行し、実績あるパートナーさまとスキルを共有することにより互いにビジネスチャンスを広げてともに成長していきたいと考えております。ご協力いただけるパートナーさまにつきましては募集要項を確認のうえ、お気軽にお問い合わせください。
ソリューション統括部:
biz-plan@dls.dai-ichi-life.co.jp
募集要項
保険負債キャッシュフロー
計算システム
第一生命が保有する個人保険・個人年金を対象に、収入保険料や支払保険金等の将来キャッシュフロー予測を行います。
システムの概要
第一生命が保有する1000万件を超える個人保険・個人年金(特約まで含めると約5000万件)を対象に、収入保険料や支払保険金等の将来キャッシュフロー予測を行う大規模数理計算システムです。
計算には保険料・解約返戻金・配当計算等の複雑な保険数理計算技術を駆使しており、死亡率や失効・解約率等を外部パラメータとして設定することによって、1回の実行の過程においてのべ数百億項目にもおよぶ膨大な数の将来キャッシュフローが展開されます。
第一生命が平成19年度末から開示を始めたエンベディッド・バリュー(*)の計算にも当システムが活用されており、今後、グローバルに変化しつつある財務報告やリスク管理等においてますます活用の場が広がると期待されています。
(*)エンベディッド・バリュー(Embedded Value): 「貸借対照表上の純資産の部の金額に必要な修正を加えた修正純資産」と、「保有契約から生じる将来の税引後利益の現在価値である保有契約価値」を合計したものであり、生命保険会社の企業価値を表す指標の1つ
システムの特徴
大規模な数理計算システムを、大型汎用機やUNIX系サーバと比較して低価格なWindowsサーバによる並列処理で実現するとともに、メモリの有効活用やデータの負荷分散など様々な性能チューニングを行ない、従来の基幹システムとのデータ連動や大量な計算結果データ蓄積のためにSAN(Storage Area Network)を活用することで、高度な処理性能を保持しています。
また、処理の実行制御には株式会社日立製作所のJP1製品を活用し、効率的な並列処理やスケジュール管理を実現しています。なお、同一の仕組みはユーザー部門にも開放しており、ユーザー主体による各種シミュレーション処理も実行可能となっています。
今後の展望
- ・全件処理機能
- 第一生命が保有する個人保険・個人年金を対象とした大規模な将来キャッシュフロー計算処理を実行できます。
- ・外部パラメータ設定管理
- ユーザー主体で、将来キャッシュフロー計算の前提条件となる外部パラメータを設定できます。
- ・モデル契約抽出機能
- ユーザー主体で、第一生命が保有する個人保険・個人年金から任意の条件でモデル契約を抽出できます。
- ・シミュレーション処理機能
- ユーザー主体で、モデル契約を対象とした将来キャッシュフロー計算処理を実行できます。
システム構成
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支払情報統合システム
第一生命の「保険金・給付金の正確なご案内・お支払い」に、大きく貢献しています。
システムの概要
第一生命がお客さまに保険金・給付金を漏れなくご案内し、正確な支払業務を行うためのシステムです。
お客さまへの案内文書を自動作成する仕組みや、請求から支払までのステータスを管理する仕組みも用意し、第一生命が誇る高品質な支払業務の運営に貢献しています。
システムの特徴
お客さまが保険金・給付金を請求される際には医療機関の発行した様々なフォーマットの診断書を提出いただきます。当システムでは、診断書の記載内容から保険金・給付金の支払に関わる多くの医学用語を検索し、お客さまが加入されている他の契約も含めて支払可能性の自動判定を行うため、担当者によるバラツキや見落としを防ぎ、均質かつ確実に支払業務が行うことができます。
システムの主な機能
以下の5つのサブシステムで構成されています。
- ・診断書テキスト入力システム
- お客さまから提出された診断書に記載されている内容を、テキストデータ化して入力するためのシステムです。
- ・キーワード検索システム
- 保険金や給付金の支払に関連する多くの医学用語をキーワードとして、診断書テキストデータ内を検索し、支払可能性のあるデータを抽出します。
- ・請求案内検証システム
- お客さまに請求をいただけば支払が可能かどうか、診断書テキストデータの内容やホストシステムのデータから総合して人間が最終判断します。この検証作業を支援するためのシステムです。
- ・請求案内文書作成システム
- お客さまに請求をご案内する文書を、契約内容に合わせた文面で自動作成します。作成した案内文書は郵送や直接訪問でお客さまに届けられます。
- ・請求勧奨活動管理システム
- 案内文書をいつどのように発信したか、それに対するお客さまからの請求がいつ届いたのか、その後の社内処理はどうなっているかなどのステータスを管理します。
システム構成
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生涯設計デザイナー専用タブレットPC
第一生命の生涯設計デザイナーを支援するタブレット型モバイルパソコン「DL PadⅡ(ディーエル・パッドツー)」向けシステムを開発しています。
システムの概要
第一生命では、全国約40,000人の生涯設計デザイナーが、日々お客さまに対して保険のサービス活動やコンサルティング活動をしています。これら生涯設計デザイナーの活動を支援するシステムが、私たちの開発している「販売支援システム」です。
システムの特徴
「DL PadⅡ」(販売支援システム)は2019年8月に全国で利用を開始しました。
お客さまに必要な保障額をご説明する「生涯設計プラン」、ニーズに合わせた保険商品をご提案する「保障設計」では、画面デザインを全面刷新し、より効果的なプレゼンテーションを実現しています。さらに、お客さまの利便性向上のため、従来、紙で実施していた申込手続きや一部保全手続きのデジタル化も実現しています。
また、保険代理店向けには、インターネットから利用する「代理店支援システム(DIAS)」を提供しており、近年のタブレットPCの普及を受けて、WindowsPC以外のさまざまなOS・ブラウザからの利用に対応したWeb画面(マルチブラウザ対応)を提供しています。
システムの主な機能
- ・プレゼンテーション機能
- 「生涯設計プラン」では、指タッチにも対応した画面を作成しており、お客さまにご自身にて画面を操作いただき、将来必要な保障額をその場で算出できる機能を提供しています。
また、「保障設計」では、Web画面デザイナーを活用して直感的で分かりやすい画面デザインを採用し、お客さまに訴求力のあるプレゼンテーション機能を実現しています。 - ・デジタル手続き機能
- DL PadⅡ内蔵のカメラを利用した本人確認書類のデジタル撮影や電子署名機能(デジタルペン)により、DL PadⅡ上で手続きを完結し、手続きにかかる日数の短縮を実現しています。
上記機能は、申込手続きに加え、手続きの機会が多い名義変更や保険料払込方法変更等の保全手続きにも対応しており、さらなるお客さまの利便性向上に寄与しています。 - ・セキュリティ対策機能
- 大切なお客さま情報を扱うため、DL PadⅡ起動時のログイン認証では、従来からのUSBキー認証に加えて生体認証(顔認証システム)を導入することで、第三者による不正利用を抑止し、強固なセキュリティを実現しています。
サンプル画面
プレゼンテーション機能:「保障設計」
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デジタル手続き機能:「デジタル撮影」
![](../assets/images/case/modal01c_img02.gif)
デジタル手続き機能:「電子署名」
![](../assets/images/case/modal01c_img03.gif)
セキュリティ対策機能:「顔認証システム」
![](../assets/images/case/modal01c_img04.gif)
営業用スマートフォン
第一生命の生涯設計デザイナーを支援するスマートフォン「DL Phone(ディーエル・フォン)」向けシステムを開発しています。
システムの概要
第一生命では、全国約40,000人の生涯設計デザイナーが、日々お客さまに寄り添って保険のサービス活動やコンサルティング活動をしています。
近年、リモートでの営業活動が拡大しているなか、「いつでも・どこでも」生涯設計デザイナーの活動を支えるシステムとして導入されたのが「DL Phone」です。
システムの特徴
「DL Phone」は2021年5月に全国で利用を開始しました。
「アフターコロナ」や「新しい生活様式」といった環境変化のなか、非接触化とデジタル化に対応した営業プロセスの変革を後押しするために「DL Phone」は開発されました。
非接触でもお客さまと繋がれるように「電話」「SMS」「LINE WORKS」「Eメール」「Web面談」等の豊富なデジタルコミュニケーションツールを導入し、非接触での営業活動スタイルにバリエーションだけでなくスピード感をもたらしています。
さらに、非接触でもお客さまに充実したコンサルティングをお届けするために、多種多様な情報提供・提案ツールを提供しています。この機能は、タブレット型モバイルパソコン「DL PadⅡ」と連携する機能も備えており、従来の業務プロセスを拡充するかたちで、より効率的な営業活動を実現しています。
また、お客さまへの情報提供・提案ツールだけでなく、社内での情報共有ツールや、生涯設計デザイナーの教育支援ツールなど、生涯設計デザイナー向けにも役立つ機能を提供しています。
これらの機能により「アフターコロナ」や「新しい生活様式」にコミットし、生涯設計デザイナーがさらなるお客さまの安心とサービス満足度向上を実現するための支援をしています。
システムの主な機能
- ・コミュニケーションツール機能
- 「電話」「SMS」「LINE WORKS」「Eメール」「Web面談」等を導入することで、お客さまが望む手段でのコミュニケーションを実現しています。
「DL Phone」を通じて、お客さまとの多彩なデジタルコミュニケーションを可能にすることで、最適な営業活動を選択できる環境を生み出しました。
なかでもWeb面談システム「Doors」では、お客さまとお会いすることが難しい状況でも、お客さまが安心して生涯設計デザイナーと対話しつつ、画面に資料を投影してお客さまと共有しながらの保険商品や契約内容のご説明を可能としており、お客さま満足度の向上に寄与しています。 - ・コンサルティング機能
- お客さまへのコンサルティングのために、豊富な情報コンテンツをスピーディに提供できる機能(ツール便アプリ)を開発しております。
タブレット型モバイルパソコン「DL PadⅡ」で作成した「保障設計書」をアプリから送付できるといった既存システムとの連携機能も備えており、生涯設計デザイナーに積極的に利活用いただけるよう、誰でも見やすく操作しやすいユーザーインターフェースを実現しております。
サンプル画面
◆「DL Phone」本体
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◆コンサルティング機能
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事務ワークフローシステム
事務拠点増加などの機能拡張にも柔軟に対応する事務ワークフローシステムを構築します。
システムの概要
本社-支社間で行われる事務の「作業の定型化」および「管理の効率化」を実現できるシステムです。
システムの特徴
今後の機能拡張へ柔軟に対応するために、I/F層~ビジネスロジック層(同期)~ビジネスロジック層(非同期)~データ層からなる4層アーキテクチャを採用しています。I/F層には「Windows Presentation Foundation」を用いることで、UIカスタマイズの柔軟性を確保しています。また、C/S間通信には「Windows Communication Foundation」によるサービスインターフェースを用いることで、事務拠点変更・追加の対応を容易にしています。第一生命の基盤であるホスト、および、Notes®とのデータ連動を行っていることも大きな特徴です。
システムの主な機能
- ・ワークフロー制御
- 処理案件(データ)の生成や状態遷移を、サーバ側で一元管理し、利用者が意識することなく案件を適切に各担当者へ割り振ります。また、利用者が各案件の現在の状態を一目で確認できます。ワークフロー制御の中心部にはMicrosoft社の「Windows Workflow Foundation」を採用しています。
- ・支社連動
- 本社/支社間のやり取りを、Notes®にて実現しています。本社から発信した情報に対し、支社はNotes®上から確認/返信を行います。その結果をワークフローにて受信し、再び本社処理を行います。
- ・複数拠点でのクライアント処理
- 利用者が複数拠点間で処理案件のやり取りをすることも可能であり、災害時のリスク分散も考慮されています。
- ・ホスト連動
- ホスト向け電文送信時の電文自動生成、および、電文受信時の結果解析・データ取込を機能として備え、作業の効率化とミスの低減を図っています。
- ・FAX送受信
- FAX送受信はサーバにて管理しています。
受信時はイメージファイルが該当案件に関連付けられ、利用者がワークフロー上から処理できるようにします。 - ・ブラウザ機能
- システムの管理機能を、Webブラウザ(Microsoft Edge®)上で構築しています。
システム構成
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ご契約者専用サイト
第一生命保険のご契約者さま向けのインターネットサービス「ご契約者専用サイト」の開発をしています。
システムの概要
インターネットで第一生命保険の契約内容の確認や各種手続きを実施できるシステムで、月間10万件を超えるアクセスがあります。
2020年3月よりスマートフォンアプリ「健康第一アプリ」とのアカウント共有化を実現し、1つのアカウントで「ご契約者専用サイト」「健康第一アプリ」の両方を利用できるようになりました。
また、2020年4月より給付金の請求、保険料・貸付金の入金、資金の借り入れ・引き出し、2021年1月には改姓手続きや受取人の変更など新たな手続きメニューを順次拡充しており、お客さまの更なる利便性向上を実現しています。
システムの主な機能
- ・契約内容確認
- 現在の契約内容の確認、および「生涯設計レポート」をPDFファイルで参照することができます。
- ・各種手続き
- 直近で開発した、主な手続きメニューを紹介します。
- ・給付金の請求
- 領収書や診療明細書の撮影画像をアップロードすることで、入院給付金と手術給付金の請求手続きが実施できます。病名・手術名の入力についてはサジェスト機能を搭載し、入力負荷軽減と精度向上を図っています。
- ・保険料の入金・貸付金の返済
- 保険料の入金、契約者貸付金の返済、立替金の返済手続きが実施できます。支払い方法はコンビニ支払い(PAYSLE)またはPay-easy(ペイジー)が選択可能です。
- ・資金の借り入れ、引き出し
- 契約者貸付金の借り入れ、積立配当金の引き出し、すえ置金の引き出し手続きが可能です。最短で当日中にお客さま届出の銀行口座やゆうちょ口座へ入金されます。
- ・保険料振込方法や振替口座の変更
- 各金融機関サイトに遷移して、口座振替契約の振替口座の変更や、口座振替扱への変更手続きを行うことができます。
- ・改姓手続き、受取人・指定代理請求人の変更
- 契約者・被保険者・受取人・指定代理請求人の改姓手続きが可能です。
また、契約者と被保険者が同一人の契約について受取人・指定代理請求人の変更が可能です。
サンプル画面
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有価証券管理システム
第一生命の有価証券のフロントオフィス業務からバックオフィス業務までを幅広くカバーするシステムです。資産運用業務の高度化、効率化をITの側面から強力にサポートしています。
システムの概要
パッケージ製品であるAladdin®およびXNET®サービスを組み合わせて構築しています。国内有数の機関投資家である第一生命の資産運用業務全般をシステム面から支えています。 フロントオフィス業務は2020年度に全面的に刷新し、ブラックロックの提供するAladdin®サービス導入を行うことでより高度な資産運用業務の実現を図りました。バックオフィス業務の大部分は日本カストディ銀行(CBJ)にアウトソースされていますが、当社はCBJ側のシステムもサポートしており、生命保険会社側・資産運用管理を行う信託銀行側の双方にまたがるトータルなソリューションを提供しています。これまでに培ってきた豊富な知識・技術・経験をもとに、各種制度変更や新商品にタイムリーに対応し、高品質なシステムを安定的に稼働させています。
システムの特徴
有価証券管理システムは大きく分けてフロントシステムとバックシステムから構成されます。フロントシステムでは、有価証券の決裁管理や売買入力機能に加えて、証券会社への発注や信託銀行への指図について電子データで送信する機能を提供しています。バックシステムでは、信託銀行で処理した結果を収録し、経理システムや資産運用情報系システム等、社内のバックオフィス業務やミドルオフィス業務に必要なデータを連動しています。
システムの主な機能
- ・フロントシステム
- パッケージであるAladdin®およびXNET®フロントシステムを利用して、フロントオフィス業務全般をサポートしています。
- 決裁管理機能
- 約定入力機能
- 電子データ送信機能(発注、指図)
- 各種チェック機能
- 資金・証券残高照合機能
- 証券データ分析・レポート作成機能
- ・バックシステム
- パッケージであるXNET®バックシステムを利用して、バックオフィス業務に必要なデータを蓄積し、社内の関連システムにデータを連動します。
- データ蓄積機能
- 整合性チェック機能
- 経理連動機能
- 情報系連動機能
システム構成
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資産運用情報系システム(IMIS)
EUC機能を特徴とする資産運用関連のデータウェアハウスを提供します。
システムの概要
資産運用部門が利用するデータウェアハウスとしてのデータベース群を中心に、EUCによる業務遂行を支援するためのアプリケーションプラットフォームを提供するシステムで、IMIS(Investment Management Information System)と呼ばれています。
システムの特徴
資産運用関連システムから取引、残高、銘柄等のデータを連動し、1500を超えるテーブルで構成される情報系データベースに格納しています。エンドユーザーが自由にデータを利用できるEUC機能、リスク管理業務向けの帳票作成機能(リスクマネジメントシステム)、将来シミュレーション機能(ALMシステム)、四半期毎の決算帳票作成機能(決算報告書作成システム)、決算見込作成や収支予測業務を支援する機能(収支フォローシステム)などが主な特徴です。フロントオフィス部門からバックオフィス部門まで幅広く利用され、資産運用部門には欠かせない重要なシステムです。
システムの主な機能
- ・EUC機能
- エンドユーザーが必要なデータを取得し、自由に加工できる機能です。Access®を使うイメージで操作性に優れ、事務品質向上や事務効率化に寄与しています。
- ・リスクマネジメントシステム
- 日々の運用結果を反映したポジション管理、リスク管理用の帳票を作成する機能です。
- ・将来シミュレーション機能(ALMシステム)
- 将来収支を計算し、シミュレーションを行う機能です。
- ・決算報告書作成システム
- 決算に用いるデータを抽出・加工し、帳票を作成する機能であり、決算期間に集中する事務負荷の軽減に寄与しています。
- ・収支フォローシステム
- 日々の運用結果とエンドユーザーが作成したシナリオから将来の決算数値を算出し、決算見込作成や収支予測業務を支援する機能です。
システム構成
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連結会計システム
第一生命ホールディングスにおける連結会計業務は、ディーバ社の連結会計システム『DivaSystem』を活用していますが、当社にて画面カスタマイズ等の導入支援を行っています。
システムの概要
連結会計システムは、世界各地に存在する第一生命グループの各社から財務諸表等の決算数値をインターネット経由で収集し、連結財務諸表や決算短信用の資料を作成しています。また、決算数値だけでなく、グループ主要経営管理指標のグループ内共有を可能とする「経営情報データベース」としての機能もあわせ持っています。
システムの特徴
グループ会社担当者はExcel®と同様の操作でリアルタイムに各種情報を報告することが可能です。また、日本語・英語の二カ国語に対応しており、多数の通貨との換算も行えるため、世界中の会社から情報を収集することができます。
システムの主な機能
- ・グループ会社情報収集
-
- インターネット経由で決算情報および主要経営管理指標を収集する機能
- 複数言語による入力および入力内容の自動チェック機能
- グループ会社の入力進捗状況の管理機能
- ・各種資料作成
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- 連結仕訳の自動生成機能
- 連結財務諸表出力機能
- その他必要に応じた各種管理資料作成機能
システム構成
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会計パッケージシステム(SAP®)
第一生命では、決算業務や予算管理業務の分野でSAPを導入し、財務会計システム基盤として活用しています。
DLSは第一生命向けのSAPアプリケーションの開発・保守・運用を一手に担っております。
システムの概要
第一生命の財務会計、予算管理を支えるERPシステムとして"SAP ERP"、会計情報の多次元分析を可能とするBIツールとして"SAP NetWeaver Business Warehouse"(以下、SAP NetWeaver BW)を導入しており、ダウンタイムなく高い品質を保ちながら稼働し続けています。
システムの特徴
多数のレポート作成機能を有しており、財務諸表作成等の社外向け資料や、事業費の管理帳票等の社内向け資料を、迅速に作成することができるシステムです。
また、複数年度の会計取引を保持しているため、財務情報を様々な角度から分析することが可能です。
システムの主な機能
- ・SAP ERP
-
- レポート作成機能
- 財務諸表等の社外向け資料や、区分経理で使用する社内向け資料など、約40のレポートを簡単な操作で画面上に作成することができます。また、当レポートはExcel®へダウンロードすることも可能です。
- 各種実績把握機能
- レポート作成機能で作成した画面上のレポートからドリルダウンをすることにより、勘定科目ごとの残高照会、会計取引明細の照会を行うことができます。
- 会計取引入力、自動生成機能
- Excel®による一括アップロードにより、会計取引の入力を行うことができます。
また、税効果会計に関する取引や、区分経理の配賦取引などを自動で生成する機能も保有しています。 - 予算管理機能
- 事業費予算の登録や事業費実績の照会など、事業費の予算・実績管理を可能とする機能を保有しています。
- ・SAP NetWeaver BW
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- ユーザーの利用ニーズに応じた分析機能
- 勘定科目ごとの残高、事業費の予算・実績を、様々な切り口で分析することができます。
システム構成
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またその他 記載された会社名およびロゴ、製品名などは該当する各社の登録商標または商標です。
SAP®データ参照ツール
SAPデータ参照ツールは、『SAP ERP』で持つ伝票データ等を、Access®からデータシート形式で参照するためのツールです。
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システムの概要
SAPアーカイブデータの保存、参照に関するお客さまの課題を解決するため、SAPデータ参照ツールをご提供致しました。
システムの特徴
SAPデータ参照ツールの主な特徴を以下に挙げます。
- ・使い慣れた形式でのデータ参照が可能
- 複雑なSAPシステムのテーブルを分析し、お客さまが使い慣れているSAPシステムのデータ参照機能と同様の形式へ加工を行いました。
- ・大量データの保存が可能
- 数百万件の会計伝票データ、購買伝票データ、各種マスタデータをAccess®ファイルから参照可能です。
- ・ユーザーフレンドリな仕様
- 見やすいデータシート形式、Excel®ダウンロード機能、入力ヘルプ機能など、ユーザーフレンドリな仕様となっております。
システムの主な機能
SAPデータ参照ツールに搭載させた機能をご紹介します。
お客さまがSAPシステムで利用している機能を元に、Access®で構築しました。
- 1.仕訳帳
- すべての会計伝票データをデータシート形式で参照可能
- 2.勘定元帳
- 月ごと、勘定科目ごとの会計伝票データ、残高データをデータシート形式で参照可能
- 3.購買伝票一覧
- 購買発注番号別に購買伝票データをデータシート形式で参照可能
- 4.各種マスタデータ
- 各種マスタデータをデータシート形式で参照可能
SAPデータ参照ツール画面イメージ
SAPデータ参照ツールの機能の一つ、仕訳帳検索機能のイメージをご紹介します。
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お知らせ
SAPデータ参照ツールは、お客さまの要望に応じて様々な形にカスタマイズ可能です。
- ・対象機能、レイアウト
- 対象機能以外でも、トランザクションデータ、マスタデータ、あらゆるデータの参照機能を構築することができます。
また、レイアウトについてもお客さまの要望にあわせて柔軟に対応可能です。 - ・データ件数
- 当事例では数百万件程のデータを加工、収録しておりますが、ファイル分割等により、より多くのデータ件数を収録することも可能です。
システム開発作業支援ツール
当社のプログラム管理経験が集約して誕生したシステム開発作業支援ツールです。
システムの概要
約10万本にも達するプログラムおよび関連資源の管理経験から生み出した開発作業支援ツールです。中核となるSystemAnalyzerはシステムの資源情報を一元管理し、瞬時に検索・分析を実施するツールです。また、複数情報の一画面表示や情報の履歴管理、ドキュメント自動作成機能により、システム開発の効率化と品質向上を提供します。
当ツールは、メインフレーム側にシステム資源リポジトリとしてSystemAnalyzerを配置し、その情報を活用する機能として、PC側にSystemAnalyzerを配置します。メインフレーム側SystemAnalyzerは単独での活用も可能です。
さらに、システム資源構成管理サポートを実現しています。
システムの特徴
開発プロセスにおける設計工程に対して影響分析およびプログラム分析をサポートします。また、開発実績の取得やシステム資源の構成管理の把握等によって開発プロセス全般の効率化と品質向上を実現します。
システムの主な機能
- ・影響分析
- 各種分析条件をもとに、該当プログラムの分析を実施します。また、プログラム一覧から関連資源(実行モジュール、JCL等)の自動分析を実施します。分析条件および分析結果は、「分析結果報告書」として保存されます。
- ・プログラム分析
- プログラムリストを表示する際に、データ項目の説明、データコード値の説明、各種関連マニュアルを表示します。複数の情報を一画面に表示することで分析作業の効率化を実現します。
- ・開発実績取得
- 開発中のプログラム修正実績(Step数)の把握を簡単に実現します。また、実績情報は履歴管理されるため、開発進捗状況の把握が可能になります。
- ・プログラム変更把握
- 修正前プログラムと修正後プログラムを比較し、プログラム差分情報をビジュアルに表示します。
- ・システム資源構成管理
- プロジェクト内のシステム資源を一元管理し、資源の変更履歴を定期的に取得します。変更資源を自動判定するため、変更された資源を容易に把握することが可能です。
- ・ファイルレイアウト表示
- コピー句をもとにビジュアルに把握できるファイルレイアウトの自動作成を実施します。また、データ項目の説明、データコード値の説明を同時に表示するため、分析作業の効率化を実現します。
システム構成
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プロジェクト管理支援ツール
煩雑なプロジェクト管理をサポートし、作業負荷の軽減と情報共有を実現します。
システムの概要
成果物の作成支援・バージョン管理等を行う「成果物管理DB」と、プロジェクトの品質や生産性などの可視化を行う「プロジェクト状況管理DB」から成り立っており、これらが連携することでプロジェクト管理活動をシームレスに支援します。
システムの主な機能
- ・プロジェクト管理成果物の作成支援機能
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- プロジェクト基本項目のインポート機能により、重複入力の手間を軽減することができます。
- プロジェクトの規模(ランク)を入力すると、作成すべき成果物のひな形を一覧表示することができます。
- 成果物管理DBに保管された過去のプロジェクト成果物を、再利用することができます。
- ・プロジェクト管理成果物のバージョン管理機能
- 成果物管理DBでは、最新版の成果物のみならず、各工程の完了時や計画変更などの際に成果物の履歴保管が可能ですので、「いつ、誰が、何を更新したのか」を適切に管理することが可能です。
- ・プロジェクトメンバー間での情報共有機能
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- 上級管理層、プロジェクトマネージャ、品質保証担当者、プロジェクトメンバーなど各役割に応じて、成果物の参照、更新といった、きめ細かいアクセスコントロールを行うことができます。
- Notes®のメール機能と連携し、プロジェクトメンバーへ成果物更新の通知や、会議の開催連絡ができます。
- ・プロジェクトの状況を管理する機能
- プロジェクト状況管理DBは、成果物管理DBや他システムで管理している工数や開発規模などと連動し、プロジェクトの品質や生産の情報を集約し、プロジェクト状況をシームレスに可視化します。
システム構成
![](../assets/images/case/modal03b_img01.gif)