「内販事業」と「外販事業」。
フィールドが異なれば、見えてくるものも違ってくる。
若手社員が考えるそれぞれのミッション、難しさ、やりがいとは。
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伊原(写真左)
保険システム第三部
CX開発第二グループ
2020年入社 -
山﨑(写真右)
ビジネスソリューション部
ERPグループ
2020年入社
異なる環境にもまれ、強靭な対応力を養う
伊原 同期で、しかも、大学でも同じ研究室に所属していたけど、同じ会社に入るというのは、直前に知ったんだよね。
山﨑 あの時は驚いたね。まさか!言ってよ!ってね。伊原君は今、保険システム第三部でどんな業務を担当しているの?
伊原
第一生命の顧客情報の保守管理やその活用に携わっていて、例えば、第一生命の営業員が保険の提案活動等で使用する「DL PadⅡ」と呼ばれる端末にデータ連携をしたり、ご契約者さまが利用する専用サイトのデータを管理するシステムを担当しているよ。
山﨑君は、第一生命グループ外のお客さまにシステムソリューションを提供する、いわゆる外販事業に配属になったね。やはりグループ外のお客さまに対応するとなると、業務も大きく違ってくるものかな?
山﨑 保守や開発を行なっているという点では、違いはないのかもしれないね。だけど、お客さまごとに求められることやルールが異なるから、柔軟な対応が求められるように思うな。
伊原 なるほど。お客さまには、第一生命グループとしての開発力や運用力を期待されると思うけど、その分ハードルも高くなるよね。
山﨑 だからこそ、やりがいが大きいんだと思う。サービスデスク業務も担当しているんだけど、DLTXを代表する立場として、お客さまからの質問には、迅速かつ的確に応えなければいけない。そのプレッシャーを乗り越えて、ビシッと回答できたときは自分自身の成長を実感できるかな。
技術動向にアンテナを張り、成長へと繋げる
山﨑 伊原君は、最近大きな案件を担当したって聞いたよ。
伊原 保険契約者向けの自動通知機能をアップグレードする対応。その時、初めてビジネスパートナーと連携してプロジェクトを進めたんだけど、日程調整や進捗管理が大変で、調整力やコミュニケーション能力がいかに大事かって痛感したな。
山﨑 経験してはじめて、自分に足りないものがわかるよね。若手でも大きな案件に携わらせてもらえるのは、きっと土台として、研修等の育成環境が充実しているからだよね。資格取得の支援もあって、システム知識や最新技術等、学びたい内容を自ら選んで学べるところがありがたいな。ERP(統合基幹業務)システムの代表的な製品としてSAPというものがあるんだけど、ERPグループではSAP認定コンサルタント資格の取得を支援してもらえている。
伊原 SAPについては、保険システム第三部では扱うことはないかな。SAPにかかわらず、外販事業に携わっているからこそ得られる知見があることは、とても重要じゃないかな。それをDLTX社内に展開することで、組織としても成長できそうだね。
山﨑 確かにそうだね。DLTXは若手の意見をとても大事にしてくれる。だから、外販事業の中で発見した気づき等は、積極的に発信していきたい。
これからもDLTXの付加価値を高めていくために
伊原 少し話題が変わるけど、この仕事に求められる資質は何だと思う?
山﨑 妥協せずに最後までやり抜くことかな。分からないことは徹底的に調べ、そのままにしないこと。これはおそらく、内販事業、外販事業を問わず共通だよね。
伊原 そうやって地道にナレッジを蓄積することで、DLTXの付加価値が高まる、と。
山﨑 そうだね、特に外部のお客さまに接していると、ナレッジの蓄積と共有が自分たちの強みに繋がっていると感じるな。今後の目標についてはどう?
伊原 現在の担当領域にとどまらず、関連するシステムについての理解も広げていきたいと考えている。業務上、他担当からデータの連携を受けることが多くて、様々なシステムの知識があれば、認識相違によるミスも防げるだろうから。そうした幅広い知見をもとに、新しいシステムを提案してみたいな。
山﨑 内販事業,外販事業それぞれで得た知見を共有して取り込んでいけば、組織としてより進化できるかもしれないね。若手の僕たちが、活発に情報交換をして、それぞれの顧客先で活かしていけたらいいね。