X-Talk
エキスパート × エキスパート

高度専門人財であるDLTXの「エキスパート」たち。
エキスパートが考える、DLTXの今と未来とは。

  • 八幡(写真左)

    デジタル推進部
    イノベーション推進グループ
    1998年入社

  • 髙井(写真右)

    インフラテクノロジー推進部
    サイバーセキュリティグループ
    2021年中途入社

  • 所属は取材当時

エキスパートたちが、その専門領域で繰り広げる挑戦

八幡 はじめまして、ですね。髙井さんはサイバーセキュリティのスペシャリストとしてキャリアを積み、DLTXに入社されたと聞きました。

髙井 そうなんです。以前はセキュリティベンダーの監視部門にいました。その知見を活かして、現在は第一生命グループのサイバーセキュリティ対応を担う「CRIST」の構築と運用を行っています。もし何らかの侵害が報告された場合には、インシデント判定も担当しています。

八幡 保険の契約者さまの個人情報をお預かりしている以上、サイバーセキュリティの重要性は言うまでもありません。その分野に精通している髙井さんには、大きな信頼が寄せられていると思います。その証左に、今回、サイバーセキュリティ領域でエキスパート認定を受けたのでしょう。

髙井 身が引き締まります。ただ、第一生命グループへの理解は途上であり、知らないことも多いと感じますね。八幡さんが所属するデジタル推進部は、グループ全体の進化を加速させる非常にイノベーティブな部署と聞きましたが。

八幡 AIやブロックチェーンといった最新テクノロジーを、第一生命グループの事業にどう活かすか、日々リサーチやPoC(概念検証)等に取り組んでいます。ビジネス視点の検証だけでなく、もっと視座を高くして将来性ある技術を評価することも私たちの役目でしょう。特に注力しているのはAIの活用です。私はデジタルアーキテクトの領域でエキスパート認定を受けていますが、自身のAI活用への取り組み姿勢や実績が評価されたものと認識しています。

肩書はゴールではなく、さらなる進化の起点

八幡 もちろん人それぞれですが傾向として、キャリアを積むほど現場の開発業務よりもマネジメント業務の比重が大きくなっていきますね。ただエンジニアとして実績を重ねたい人にとって、このエキスパート認定はキャリアパスの新たな可能性を示すものになるのではないでしょうか。

髙井 エンジニアとして道を極めるんだ!という人にとっては非常に意味のある認定になりそうですね。エキスパートの認定には外部機関による審査が伴いますが、審査機関も高度な専門家で構成されているので、現在、自分がエンジニアとしてどのレベルにあるか、客観的な評価を得ることができました。これは率直に言って自信に繋がります。

八幡 髙井さんならサイバーセキュリティ領域、私ならデジタルアーキテクト領域の専門家として、顧客に対しても信頼性を担保できる点は大きなメリットでしょう。ただ、エキスパートという肩書を得ることがゴールではなく、むしろこれからがスタートだと思っています。社内外からの期待値も上がりますからね。

髙井 しっかり期待に応えたいと思います。サイバー攻撃はものすごい速度で進化していて、最新の知識や技術も一年で古びてしまうほど。肩書にあぐらをかいていたら、あっと言う間に取り残されてしまいそうです。

八幡 エキスパートだからこそ、自己研鑽は必須。そして磨いた技術や知識は、積極的に周囲に発信していく、そんな攻めのエンジニアでありたいですね。

一人ひとりの専門性を結集し、DLTXの未来を開く

八幡 それにしても髙井さんのように高度な専門技術を持ち、かつ社外のことをよく知っている人財は貴重です。客観的な視点からDLTXの環境をどう評価していますか。

髙井 最も大きな特徴と感じたのは、心理的安全性が確保されていることです。上司や同僚と連携がしやすく、指摘やフォローがふんだんにもらえる。問題が起きても的確な対処指示を与えるマネージャーがいて、守られている実感がある。ただ、柔和な人柄の社員が多いのか、ミーティングなどではもっと活発に議論したいと思う場面もありますね。

八幡 環境は会社から提供されるのではなく、自分たちで創っていくもの──そんな組織文化の醸成が必要ですね。ただそれも難しいものではなく、常に前を向いて、向上していく姿勢と実行力があれば実現できると信じています。

髙井 一人ひとりが尖った技術力を持ちながらも、ひとつのチームとして団結することが優れた組織の在り方かもしれません。私も、メンバーのスキル向上や組織文化の進化に貢献したいと思います。

八幡 非常に心強いです。一緒にDLTXを盛り上げて、第一生命グループ内外から一目置かれる企業を目指しましょう。