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IT × グローバル

海外人材の活用に向けて、
拠点作りの準備とブリッジSE育成に取り組む。

  • 大久保(写真左)

    DX変革推進部
    2023年度入社

  • 古田(写真中)

    DX変革推進部
    2019年度入社

  • 梨本(写真右)

    DX変革推進部 部長
    2001年度入社

活発なコミュニケーションによってミッション遂行をめざす。

梨本 DX変革推進部は2024年4月に誕生した部署で、ほぼすべての業務が初めての試みです。そうした中で2人には本当にがんばってもらっています。DX変革推進部での活動を始めてから感じた、率直な印象を聞かせてもらえますか。

古田 私はDLTX入社後の3年間、梨本部長と同じ部署で働いていました。当然、部長がどのような方なのかを知っていたので、新しい部署で働くことが決まった時から、社員同士のコミュニケーションが取りやすくなるだろうと思っていました。実際その通りで、意見交換をスムーズにできる雰囲気です。

梨本 この部での仕事はスタッフの誰もが初めて取り組む業務になるので、コミュニケーションを活発にして意見を出し合うことは必要不可欠でしょう。大久保さんとはいっしょに仕事をするのは初めてですが、抜群に高い英語スキルを持っている若手社員として、うちに来てもらいました。

大久保 いえ、とんでもないです。私も配属されてすぐに、「とてもコミュニケーションがとりやすいな」という印象を持ちました。コミュニケーションをとりやすい社員が多いことはDLTX全体の社風だと思っています。特に、この部には多種多様なバックグラウンドを持つ人たちが集まっているので、それぞれ異なった視点から意見を出しやすい環境ではないでしょうか。

梨本 自分と違う視点や価値観を持った人と積極的に話をしていくことは、DX変革推進部の活動目的とも密接に関連する、重要な部分です。

海外拠点の設置に向けたトライアルと社員向け英語教育を展開中。

梨本 DX変革推進部のミッションは、海外の人材活用に有効な方法を探り、実現に向けた準備を進めることです。このミッションは、2024年3月に第一生命と第一生命ホールディングス、DLTXの3社が策定した中期経営計画に挙げられている「デジタル開発戦略」の一環として位置づけられます。現状の取り組みの柱は、海外拠点の設置に向けた準備、海外拠点と日本との橋渡し役を担うブリッジSEの育成の2つです。現在、大久保さんと古田さんが行っている取り組みについて、説明してもらえますか。

大久保 海外のエンジニアと英語で円滑にコミュニケーションを取る上で、重要となる条件や注意点を明確にするための業務を中心に進めています。同じ英語でも国や地域によって異なるアクセントや時差、価値観の相違といった問題の解決策を探っている状況です。あわせて、ミーティングの通訳や英文資料の翻訳を担当することもあります。

古田 現在の主な業務は、海外拠点の設立に向けた準備と、ブリッジSEとしての英語スキルを身につけるための社員向け英語教育プログラムの実施です。海外拠点に関しては、すでに拠点の運用方法や効果を実証する最初のトライアル案件を実施しており、次のトライアルの準備を進めています。

梨本 海外拠点の設立準備もブリッジSEの育成についても、まずは実施できる施策から着手し、2年後までにある程度の規模に拡大していきたいと考えています。

社員個々が目標に近づくことで、部としての活動を推進する。

梨本 私自身は、社会人になってから英語と接することがあまりないブランク期間を経て、英語を学び直すことになったんですが、これまで英語との関わりについて、簡単に教えてもらえますか。

大久保 親の仕事の都合で5歳から12歳まで米国ニューヨーク州で生活し、現地の小学校で教育を受けました。6歳の時に「おにぎり」は「rice ball」とすぐ言えたのに、「ふりかけ」を何と言えばいいかわからなかったことがあったんです。その時のくやしさを鮮明に覚えていて、英語をマスターしようというモチベーションが高まるきっかけになった気がします。そのおかげで中学2年生で英検1級、日本に帰国後にTOEIC985を取得することができました。

古田 TOEIC985って、ほぼ満点じゃないですか(笑)。私が英語学習にいちばん力入れたのは、大学院への進学を検討した時ですね。院進学の際に英語検定のスコア提出が課せられていたので、準備を重ねてTOEIC750までは取得することができました。

梨本 部としてのミッション遂行にくわえて、私個人としては、海外拠点に駐在して活動したいという希望を持っています。最後に、2人の将来に向けた目標やビジョンを聞かせてください。

古田 まず、英語スキルを仕事で使えるレベルに向上させることですね。「これを言いたい」と思ったことがすぐに英語で伝えられるようになりたいと考えています。

大久保 海外と日本をつなぐブリッジSEに求められるスキルを身につけることが、私の目標です。英語はもちろんですが、システム開発などに関する知識やスキルの向上に取り組んでいきたいと思っています。

梨本 これからも試行錯誤を重ねることになると思いますが、日々の仕事を楽しみながら、いっしょにがんばっていきましょう。