イノベーションの現場から

第一生命とDLTXに変革をもたらす
DXプロジェクトへの挑戦。

  • 佐野(写真左)

    DXプロジェクト推進部 部長
    1991年度入社

  • 島田(写真中)

    DXプロジェクト推進部
    2022年度入社

  • 小山(写真右)

    DXプロジェクト推進部
    2007年度入社

Innovation 01
DXプロジェクト推進部のミッションとは?

佐野 DXプロジェクト推進部は、新規ビジネスの企画からシステム構築までを一気通貫で実行する部門です。最新テクノロジーを活用し、お客さまのビジネスとシステムを進化させます。この進化を通して「DLTX内に挑戦マインドを醸成する」これが当部のミッションです。

Innovation 02
さまざまな分野、技術のエキスパートが集結したセクション。

佐野 「部の特徴は何か?」と聞かれたら、「得意分野の異なるプロフェッショナルの集団」と答えます。当部には、開発各部の保有スキルだけでは対処できない難しいプロジェクトの依頼がきます。各部単独では対処できずとも、全社の人財を集結すれば「DLTXならできる」という考えを持っています。プロジェクトの特性を見極め、必要なスキルを特定する。そのスキル保持者を全社から募り、プロジェクトチームを組成します。当部員をみて、2人はどんな印象を持っていますか?

小山 いま進めているプロジェクトの開始時にDXプロジェクト推進部へと配属されました。以前は他部署の社員と接する機会が少ない部署にいたのですが、そんな私でも当部に配属されてまず思ったのは「自分でも知っている社内で名の通った人が多いな」でした。実際に部の仲間と話をするようになって感じたのは、仕事に前向きで信頼できる人たちが多く、まさにプロジェクトを達成するために作られた組織なのだとすぐに感じることができました。

島田 DXプロジェクト推進部は、各部の有識者を集めた「プロジェクト型組織」です。そのため、ビジネス領域や開発フェーズなど、異なる部分で独自の視点や強みを持った方が多いと感じます。答えが用意されていないような新しい取り組みを始めるときも、意見が出やすく発言しやすい環境だと思います。

Innovation 03
個人保険と団体保険、それぞれのシステム開発を同じ部署で行う。

佐野 これまでのDLTXでは、「個人保険分野と団体保険分野」「アプリケーション分野とインフラ分野」を別の部署が担当していました。その結果、部門間で情報共有する機会は多いとは言えませんでした。一方当部は、島田が個人保険、小山が団体保険の開発を進めており、部内での情報共有が進んでいます。2人が取り組んでいるプロジェクトの概要を、具体例も含めて説明してもらえますか。

島田 私は、顧客情報を統合する開発プロジェクトに参画しています。この案件はコンサルティングファームやITベンダーと共に開発を進めているマルチベンダープロジェクトです。技術スキル獲得とシステム内部構造の理解のため、当部から若手4人が各社のプロジェクトチームに参画し、共同で開発を行っています。プロジェクト後半の今は、APIやUIといった画面側のテストを実施中です。プロジェクト前半はPMOとして従事しておりました。マルチベンダー開発でのPMO業務は普段と違う角度からプロジェクト全体を見るという貴重な経験になりました。

小山 数年前より団体保険における顧客接点システムの開発およびレベルアップを複数プロジェクトに亘って対応しています。私は、新規開発プロジェクトチームの一員だったのですが、さまざまな理由で計画通りに進みませんでした。また、次のレベルアッププロジェクトも計画通りの結果を出せませんでした。2回続けて失敗したのだから、普通なら次はないと思うのですが、私が現在進めているのは、このシステム開発への3度目の挑戦なのです。

佐野 「DLTXは、挑戦する社員には活躍の場を用意する」という価値観があります。私たちがこの採用ページに登場していることが、その証明となりますね。私も小山さんと同じく、何度もプロジェクトで苦戦し、全社支援を受けています。それでもいまここにいます(笑)。「挑戦意欲のある社員には、挑戦環境を何度でも用意する」これがDLTXの特徴であり、真の魅力だと言えますね。

Innovation 04
「その仕事、私がやりたい」という人を求む

佐野 今後当部の仲間になってほしいのは、「その仕事、私がやってみたい」と言ってくれる人です。現時点でスキルがないことは、大きな問題にはなりません。新入社員も大歓迎です。今年度は2名が当部に来てくれました。入社半年のキャリア採用2名も仲間になりました。一方、当部に適合しにくい人もいます。「自分だけが楽をする人」です。当部では、「チームが楽になる先に、自分の楽がある」と考えます。チームの作業効率を高めるツールを自らの時間を使って作成し、チーム全体の作業時間短縮につながり、結果自分も楽になっている。そんな価値観の仲間が多いです。2人が一緒に仕事をしたいと思う社員はどのような人ですか。

小山 コミュニケーションをしっかりとれる人と仕事をしたいです!チームで仕事することがほとんどですので、周囲の人たちと協力しながら前に進むことができる人がよいです。スキルに関して言えば、文系大学出身の私もスキル0で入社しましたが、後の新人研修で基礎からみっちり学ぶことができ、研修終了後はしっかりSE初級者として仕事に携わることができました。IT関連の仕事に興味があってもスキルに不安が・・・と思われている方もいらっしゃるでしょうが、その点はご安心いただければ。

島田 私がいっしょに仕事をしたいと思うのは、自分の「軸」をしっかりと持ちながら、他者の話を聞くことができる「素直さ」を持った人です。去年、新人インストラクターを担当した際に、私の後輩がまさにそのような人物で、とても会話がしやすかったです。自分軸と素直さを持ち合わせている人は、新しい知識や考え方を、時には周りに質問しながら、自分の中に落とし込むことが上手なので、本人も成長しながら、周りにも好影響を与えてくれるのではないかと思います。

Innovation 05
DXへの取り組みの先に

佐野 DXプロジェクトに取り組むと「未知の業務」「未知の技術」と向き合うことになります。乗り越えることが難しい課題にも直面します。1人では解決が難しい課題であっても「自分の強み」と「仲間の強み」を組み合わせることで、課題を解決することができます。課題解決の体験は、「自分はできる」という自己効力感を高め、次の挑戦へと踏み出す人財へと成長します。当部では、挑戦する人財をより多く輩出し、第一生命グループ、外販のお客さまのビジネスに貢献していきたいと考えています。