DXデザイン企画部
イノベーティブソリューショングループ
2010年度入社
社内スタートアップの実現に向けて
私が所属するDXデザイン企画部イノべーティブソリューショングループは、2024年4月に生まれた新しい部署です。このグループでは、DX関連の企画を行い、「社内スタートアップ」に取り組んでいます。
社内スタートアップとひとことで言っても、とても幅広く、様々な取り組みがあります。グループの立ち上げにあたっては、最初にメンバーで取り組むべき方針や方向性を固めるためにグループビジョンの検討からスタートしました。
まずは、DLTX社内にある課題をテーマとし、小さなことでも感謝される仕組みを作り、それを社内で使って体験してもらうこと。また、取り組みをたくさん試してうまくいったものをグループ会社や社外にもスケールアップしていくことを目標としています。
一例としては、社内の会議室利用をリデザインする取り組みを実施しています。
会議室の空き状況がリアルタイムで分かるWebアプリなどのプロトタイプを作り、データ収集や分析を行いながら検証をしています。
また、社内風土を醸成していくこともミッションの1つです。
社内ライトニングトークというイベントを立ち上げ、社内コミュニケーション促進やイノベーション創出に繋げる取組みを企画・運営しています。
まだまだ手探りの部分も多いですが、スピード感を重視しながら、社内スタートアップの実現に向けて、社内外へのヒアリングや情報収集などを積極的に行っています。
ゼロから何かを生み出す過去の経験
今の仕事の魅力は、熱量さえあれば「これは私がやりたい」と手を挙げて挑戦できることだと思っています。指示された仕事をするのではなく、自分で仕事を見つけ出すことから行うので、やりがいや楽しさを感じやすい業務です。また、ユーザーの課題からアイデアを検討し、プロトタイプをユーザーに試してもらい直接フィードバックをいただく機会があるため、達成感があります。
新しい部署ならではの難しさを感じることもあります。仕事を進めるうえでは、これまでの前例や決められた手順がない業務が多くあります。そのため、課題の検討やリサーチ、社内調整の進め方なども自らが主体的に考えて動いていかなければなりません。上司やチームメンバーとの連携や相談を大切にしながら進めています。
DLTXに入社以来、私は人財開発、経営管理、経営企画といった管理部門で働いてきました。その間に出産と育児を経験し、あらためてワークライフバランスの大切さを知ることにもなりました。私のキャリアのターニングポイントになったのは、2021年に異動したStudio Xedgeという先端テクノロジーを扱う人財育成部門での経験です。Studio Xedgeでの経験を通して、ゼロベースで何かを作る業務に魅力を感じるようになっていきました。また、最新テクノロジーに関する知識を身につけたことで、できることの幅も大きく広がったと思っています。
例えば、モールでのイベントにブースを出展して、プログラミング体験ワークショップを実践する取組みも進めています。こうした試みにも、Studio Xedge在籍中に社内外向けにワークショップをいくつか企画・運営した経験が役に立っています。
後輩のロールモデルになるような存在になりたい
DLTXにはイノベーティブソリューショングループのような新しい組織ができあがり、チャレンジできる環境がどんどん広がっていると感じています。率先して新しい取り組みを企画していくことで、DLTXの風土醸成に貢献していきたいと考えています。
また、私たちのグループには、入社したばかりの新入社員も加わりました。新しい仲間たちと協力してアイデアを出し合って、グループのミッション実現に取り組んでいきたいと思っています。私個人のビジョンとしては、後輩や新入社員の方々から「あの人のように私もチャレンジしてみたい」と思ってもらえる、ロールモデルのような存在になれればうれしいです。