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DLSのイノベーター

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事業の根幹を支える。
そのやりがいを、
次の世代にもつなげていきたい。

鶴井 晴美
インフラテクノロジー推進部
1999年度入社|法学部卒

立ち止まったら、誰かを頼ればいい。
目的達成を積み重ねることが、自信と成長につながる。

自分の技術で生計を立ててきた父の姿を見て「手に職をつけたい」と考えるようになり、SEの道を選びました。しかし文系出身だったため、システムに関する知識も技術も、全くと言っていいほど持ち合わせていませんでした。入社後は、実務的なスキルを早く身につけなきゃと毎日必死でしたね。でも、DLSは資格取得を推奨しており、研修制度も充実していたので、ゼロからでも知識とスキルをしっかり身につけることができました。
言いたいことが言える風通しの良さにも助けられました。入社当時、私についてくれたインストラクターの先輩から「分からないことがあったら何でも聞いてほしい」と言っていただけたので、疑問に感じたことはどんどん質問するように。以来、「何かまずいな」と感じたら、すぐに相談・調整するクセが身についたため、大きなミスを避けることができています。
会社や周囲のサポートもあって、着実に成長を重ねることができましたが、はじめて自分の力で「できた!」と感じたのは入社5年目。当時、何百台もあったサーバーをバージョンアップする案件の主担当を任された時です。スケジュール管理から移行の計画まで、受け身ではなく自分が主体となって推進できたことが、大きな自信につながりました。

生命保険の価値も、意義も、システムから学んだ。

実は入社するまで、生命保険の価値をよく分かっていませんでした。でも、システムとともに生命保険のことも学ぶ過程で、自分が払った保険料が誰かの役に立っているという仕組みを理解。とても意義ある商品だと思えるようになったことで、サービスをシステム面から支えるこの仕事にも、一層やりがいを感じることができるようになりました。
現在は、第一生命の新しいクラウド型基盤システム「ホームクラウド基盤」の開発・保守に携わっています。システム自体はすでに稼働していますが、まだまだ足りていない機能があるため、追加で開発中です。その中の1つが、お客さまが第一生命のサービスにアクセスする際の認証をまとめる「総合認証基盤」というシステム。これによって、お客さまは一度のログインでさまざまなサービス窓口にアクセスできるようになります。
ホームクラウド基盤は、第一生命にとって新しい分野であるとともに、その先にいるお客さまの利便性向上にもつながる非常に重要なシステムです。一緒に開発に関わった第一生命の方のインタビュー記事を目にした時は、影響力の大きい仕事に携わることができたのだと改めて感じ、とても嬉しくなりましたね。

子どもも、後輩も大事。
働きやすさを次世代にも。

職場の環境にはすごく恵まれていると感じます。私はこれまでに2回育児休暇を取得しているのですが、職場に復帰した後も、家庭を第一に働くことができるよう周りの方たちがサポートしてくださって。子どものことでどうしても早く帰らないといけない時でも、安心して頼ることができました。特に印象に残っているのは、当時の上司から「子どもが小さいうちは周囲に頼っていいんだよ。次に誰かが大変な時には支えてあげてね。」という言葉をいただいたこと。すごく嬉しかったのを覚えていますし、おかげで負担を感じることなく働き続けることができました。
こうした経験を通じて、またポジションが上がったこともあって、私も後輩たちが働きやすい環境を整えていきたいと考えるようになりました。立場や年齢に関わらずフラットに話せる空気を作ったり、仕事のやりがいを伝えたり。特に基盤業務は、実際にどのように使われているのかイメージしにくいものです。私も新人の頃はよく分かっていませんでした(笑)。だからこそ、自分たちの仕事が社会やお客さまにとってどのように役立っているのかをきちんと伝えてあげたい。日々やりがいを持って、楽しく働いてもらえたらと願っています。